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第117回 東北整形災害外科学会

The 117th Meeting

期 間 2020年6月26日(金)~27日(土)

場 所 Live-Web開催

テーマ 「In the middle of difficulty lies opportunity 新世代、躍進」

会 長 髙木 理彰(山形大学医学部整形外科学講座 教授)

リンク 公式ホームページ 

会長挨拶

Greetings

学術集会開催にあたって

第117回東北整形災害外科学会

会長 髙木 理彰

山形大学医学部整形外科学講座 教授

現在、新型コロナウイルスの世界的大流行により地球規模で同時多発進行し社会に様々な影響を与えている光冠禍(コロナ禍)は、人類が未だかつて経験したことのない目に見えぬ未曾有の広域激甚災害といえるのかもしれません。このような最中、あえて第117回東北整形災害外科学会学術集会をLive-Web形式で開催させて頂くことになりました。よろしくお願い申し上げます。

学術集会では、当初「新世代、躍進」という大会テーマを掲げておりました。今回、新たに - in the middle of difficulty lies opportunity – という言葉も添えることにいたしました。物理学者 Albert Einsteinの残した言葉です。

光冠禍のために、今年2月以降、国内でも、多くの学会、研究会が延期ないしは中止を余儀なくされてきました。今後も延期した行事が、従来の形式で年度内に開催出来るか、予断を許さない状況にあります。一方、最近では、種々のネット会議システムが医療や教育の現場でも用いられ始め、その有用性も認識されつつあります。今の状況が続きますとwebを用いた学術行事が一層定着してくるかもしれません。

現在、私どもは、時代や社会が激変する節目に立ち会っているような気がします。困難な時こそ、新しい発想、斬新な取り組みが求められ、それが社会を変革していく原動力になるようにも思います。この時節にあたり事態の好転を座して待つより、むしろ積極的に、とりわけ次世代を担う若手が、このピンチをチャンスに変えながら、新しいことにチャレンジするweb学会を、皆様とともに学会一丸となって作り上げていければと念じています。本学術集会の開催にあたりましては、幹事の先生、各大学教室、会員の皆様はじめ、大勢の方々から、暖かい励ましのお言葉、ご支援を頂戴して参りました。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。何分、初めての試みです。行き届かぬことも多々あろうかと存じます。その節は、この学術集会を何とか開催しようと必死に取り組み、準備を進めてきた教室員に免じてご容赦頂ければ幸いです。

大勢の皆様のご参加と、活発なご討論をお願い申し上げます。